企業向けインタビュー

集客にお困りの不動産会社様必見!〜独自のビジネス展開から外国人ビジネス参入へ〜

今回、弊社リアルエステートジャパンは、株式会社MORIOの渡邊様と小川様に独自のインタビューを行い、外国人ビジネス参入のきっかけや心構えなどをお伺いしてきました。”外国人ビジネスに興味はあるけど、不安でなかなか一歩が踏み出せない”、そんな風にお考えの不動産会社様はぜひ参考にしてみてください!

表参道にあるオシャレなオフィス

 

まずは簡単に自社紹介をお願いします!

元々は区分再販事業をメインとして始まった会社ですが、今は家具(ソファーや照明など)の輸入事業、ロケーションサービス事業、サービスアパートメント事業も行っています。特にサービスアパートメント事業に関しては、約1年半前からスタートして、今はまだ区分ベースでやってますが、来年度末には丸々2棟のサービスアパートメントが完成予定ということもあり、これから本格的に伸ばして行きたい事業です。

 

外国人ビジネス参入のきっかけはありますか?

なかなか売れない物件があり、社内でどうしようかと色々検討した結果、社長が「サービスアパートメントはどう?」と。その一言で、じゃあサービスアパートメントで売り出してみようとなったんです。中目黒にある物件だったんですが、出してから4日くらいで、しかも相場の約3倍くらいの金額で入居が決まり、社内が大騒ぎになりました(笑)。元々は売れ残り物件をどうしたらいいのか。。。だったのが、これは良いビジネスになるなと言うことで、それが始まりです。現在の利用者の90%が外国人で日本人は10%だけです。外国人は仕事で来る方が多くて、日本人は家のリノベーション中で利用される方が多いですね。

 

外国人ビジネス参入で苦労した点があれば、教えてください。

民泊とサービスアパートメントの違いを理解していただくのが苦労しますね。例えば民泊が禁止のところでもサービスアパートメントであれば問題ないのに、理事会や住民の方が違いをわかっていない方が多いんですね。そこを理解してもらうのが大変だなと。理解してもらうために、積極的にコミュニケーションを取るようにしてます。まだサービスアパートメント自体が根付いていないので、これからも努力して広めていかないといけないと思ってます。あとはコアな富裕層がターゲットなので、送迎サービスや飲食店の情報の提供など、サービス面の充実をさせたいと思ってます。実際の対応に関しては、お客様が富裕層で余裕がある方が多いので、細かいクレームのようなことは全然ないのは有難いですね。アパートもかなり綺麗に使ってくれます。特に外国人だからというわけではないのですが、以前リアルエステートジャパン経由で利用していただいた外国人のご夫婦がいらっしゃって、奥様が日本滞在中に倒れてしまったんです。お二人とも日本語が出来ず、日本に頼れる人もいなくて。その時に緊急時の体制はきちんと整えていく必要があるなと実感しました。

 

数あるポータルサイトの中から弊社リアルエステートジャパンを選んでいただいた理由は?

営業の方が非常に親身になってくれたことが良かったかなと思ってます。頻繁にオフィスに来てくれたりとか、ここまでしてくれるようなところは他にはないと思います。アフターフォローもあるのがいいですね。

 

弊社ポータルサイトを利用して良かった点は?

実際に結果が出ている点ですね。問い合わせもコンスタントに来ているし、そこから実際に入居が決まった方もいます。実はリアルエステートジャパン経由で7月頃にお問い合わせが入った方が、今月赤坂の物件に入居することも決まっています。

 

これからリアルエステートジャパンに期待したい点と改善して欲しい点を教えてください!

日本の不動産に投資したいと考えている外国人って世界にはたくさんいるんですよ。ただ出回っている情報が古い情報ばかりなんですよね。。。もし旬な情報があれば、すぐに購入出来る投資家もいるので勿体無いなと思っています。リアルエステートジャパンには、メディア会社として常に新鮮な情報を発信して行って欲しいですね。海外と日本の橋渡し的な役割を期待してます!あとは最近、土地の購入から全てお任せのプラン売りもやっているので、その情報なんかも海外に持って行って広められたら面白いなと思ってます。

 

最後にこれから外国人ビジネスに参入しようとしているエージェントへのアドバイスがあればお願いします。

これは我々の課題にもなるんですけど、5年後にはこのペースで行くと東京の宿泊施設が飽和状態になると思います。その中でどれだけ差別化を測れるかが大事になってくると思います。他に比べるものがないものを作る、ライバルがいなければ高くても売れるんですよ。なので、大切なのは差別化!あとはターゲットを明確にすることですね。うちは富裕層をターゲットにしているのでそれ以下は取らないことに決めています。そういった姿勢や方針は変えずにやることが大事だと思います。

 


プロフィール

渡邊今人(左):(株)MORIO 取締役。グローバル展開におけるの新規事業開発を数々遂行。そのルーツは劇団四季の役者。自らの躍動で顧客の感動体験を生み出してきたライブ感覚あふれる戦略的マネージメントが強み。

小川雄也(右):ELECT事業 総責任者。高校、大学時代を海外で過ごし、帰国後は2社のベンチャー企業立ち上げに参画。ELECT事業部では物件の運用方法やサービス施策、管理業務の考案を行う。

株式会社MORIO:https://www.morio-realestate.com/


 

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