首都圏での中古マンションの売上高は2019年に過去最高を記録し、販売契約が新たな最高を記録し初めて38,000戸の水準を超えました。 これは、東日本地域にサービスを提供する東日本不動産情報ネットワーク（REINS）から最近発表された年次報告書によります。
以下は、2019年の中古住宅市場の販売取引レポートからの重要なポイントです。
重要なポイント
中古マンション
- 東京での中古マンションの販売契約数は、2019年に2.4％増加し（2年ぶりの前年比増加）、初めて38,000戸に達しました。そして、これまでに記録された最高件数でした（38,109戸）。
- 1平方メートルあたりの平均価格は7年連続で上昇し、過去7年間で40.0％増加して1平方メートルあたり534,500円（1平方メートルあたり4,897ドルまたは1平方フィートあたり455ドル）になりました。
- 平均実売価格も7年連続で上昇し、2019年には34,420,000円（$ 316,000）に達し、前年比3.6％の増加となりました。
- 神奈川県を除く首都圏のすべての地域で平均販売価格が上昇しました。
- 昨年販売された中古マンションの平均築年数は21.64年で、平均サイズは64.39平方メートルでした。
- 新たに販売された中古マンションの数（売り出し中物件）は前年比で減少しましたが、2年連続で200,000戸を上回り、この数は高いレベルと考えられています。
- 昨年新たに売り出された新しいマンションの数は、東京23区、東京都西部、埼玉県を除くすべての地域で増加しました。
- 2019年に市場に出された中古マンションの販売定時価格と1平方メートルあたりの提示価格は、両方とも6年連続で上昇しました。
- 平均提示価格（新規登録の場合）は32,970,000円で、前年比2.6％の増加となりました。
- 1平方メートルあたりの平均募集価格（新規登録）は574,300円で、前年比2.0％増加しました。
中古戸建住宅
- 中古戸建住宅の販売契約数は13,000戸を超え、3年ぶりに前年比で増加しました。
- 平均販売価格は5年ぶりに31,150,000円まで低下し、前年同期比で0.9％減少しました。
- 2019年に販売された中古戸建住宅の平均築年数は21.38年、平均サイズは104.96平方メートル、平均の土地のサイズは146.82平方メートルでした。
- 新たに販売のために記録された中古戸建住宅の数は、3年連続で増加しました。
販売を促進している要因とは？
最近の投稿（2019年12月、中古マンションの価格が記録的な高値に達した）で説明したように、中古マンションの売上に影響を与える主な要因は次のとおりです。
- 多くの購入者は、価格の高騰により新築市場から追い出されています（2019年の平均販売価格は29年ぶりの高値です）。これらの購入者は、中古市場で代替不動産を探しています。
- 消費税（昨年10月の8％から10％に引き上げられました）は、個人による中古住宅の販売には課金されないため（販売者が法人の場合に適用されます）。
- 日本銀行の大規模な金融緩和は、過去数年の金利が過去最低水準であった住宅ローン金利の抑制に役立っています。
外国人は日本で不動産を購入できますか？
はい。国籍や出身国に関係なく、日本で不動産を購入できます。日本で不動産を購入するための居住要件もありません。居住外国人としての資金の確保はより複雑です。資金調達に関する情報については、「日本で外国人として住宅ローンを取得するための基本要件」を参照してください。
日本で外国人として不動産ローンを取得する方法は？
詳細については、こちらの記事を参照してください： 日本における外国人として不動産ローンを取得します
日本で不動産を購入するやり方は？
自宅購入ガイドをご覧ください： 日本の不動産ガイド
あなたが借りることができる金額と毎月の支払いを参照してください： ローン計算
購入および仲介手数料に関する情報： 日本の不動産購入手数料および税金の内訳
知っておくべきこと： 日本における地震の建築基準と技術
不動産の購入と管理に関する質問に答えます
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Source: REINS, January 22, 2020 (in Japanese)
Lead photo: iStock, Sanja Festival